家族同心球環境モデル研究会

-
代 表 法橋 尚宏
神戸大学大学院保健学研究科家族看護学分野(家族支援CNSコース)教授
電子メール:csfem@familynursing.org

家族症候とは、法橋が新しく提唱した専門用語であり、“主観的および客観的な家族データにもとづき、看護職者が総合的に査定した家族システムユニットの困難状態”のことです。あまたの家族ケース検討や長年の臨地経験などをとおして、「家族の勢力構造の歪曲」「家族レジリエンスの発達不足」「家族インターフェイス膜の調節の不調」など、21の家族症候が明らかになっています(2011年5月現在)。家族症候を理解することで、具体的な家族支援を計画、実施することが可能になります。
家族同心球環境モデル(The Concentric Sphere Family Environment Model: CSFEM)は、家族のウェルビーイングに作用する家族環境をホリスティックにとらえるために、法橋が新しく提唱した家族看護学における理論です。これにもとづいて、家族アセスメントモデル(家族症候のラベリングも含む)、家族支援モデルなどが開発されています。
参考文献
Hohashi, N., & Honda, J. (2011). Development of the Concentric Sphere Family Environment Model and companion tools for culturally congruent family assessment. Journal of Transcultural Nursing, 22(4), 350-361. doi:10.1177/1043659611414200 (Impact factor: 0.953)
法橋尚宏,樋上絵美,小林京子,山下知美,永冨宏明,本田順子,ほか.(2010).新しい家族看護学:理論・実践・研究.東京:メヂカルフレンド社.
家族同心球環境モデル研究会(CSFEM研究会)は、家族同心球環境モデルにもとづいた家族アセスメントモデルおよび家族支援モデルの改良、臨地応用、実証研究、普及活動などを推進することによって、あらゆる家族への支援を具現化することを目的とします。一般会員と研究開発会員から構成され、2007年10月1日に設立されました。現在、一般会員を幅広く募集しています。
オープンなセミナーやワークショップを開催し、家族ケース検討などを行っています。これは、日本、アメリカ、中国などにおいて、随時開催します。なお、研究開発会員は、年間80回程度のクローズドな研究開発会議に参画することが前提になります。そして、競争的資金を活用した研究プロジェクトの推進、研究成果の国内外への情報発信・書籍の出版などを遂行します。
家族同心球環境モデル研究会

| 代 表 | 法橋 尚宏 神戸大学大学院保健学研究科家族看護学分野(家族支援CNSコース)教授 電子メール:csfem@familynursing.org |